はちみつの効能とは?美容と健康に最も効果のある蜂蜜(ハチミツ)の見分け方と食べ方!
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この季節、風邪の引きはじめを察知するとすぐさまはちみつ紅茶を摂取します、ぴのこです。
みなさん、はちみつは健康にいい食品だというイメージがありませんか。
私も、人生で幾度となくはちみつ大根に頼って喉の痛みを緩和しようとしてきました。
しかし、効いているのか、効いている実感がない。…え?
はちみつの健康効果なんて、あまりないんじゃないか?半ばそう諦めてかけていたのです。が、そうではなかったのです。
はちみつは、深かった。
※乳児ボツリヌス症を引き起こす恐れがあるため、1歳未満の赤ちゃんに与えないでください。
1匹のハチが一生で集められるはちみつの量は、ティースプーン1杯分といわれています。
そもそも、はちみつはどのようにして作られるのでしょうか。
はちみつは、ハチが花の蜜を集めてくるだけで生成されるものではありません。巣に持ち帰った時点ではまだ糖度は40%ほどしかなく、水分量は70%と大変水っぽい状態です。蜜を持ち帰ったハチは、集めてきた花の蜜をハチの酵素で分解し、ハチの羽の羽ばたきで余分な水分を時間をかけてじっくり、じっくり飛ばし…水分量を20%ほどまでにして成熟させて、やっとはちみつが完成します。
あの黄金の液体は、ハチたちの努力の結晶なのです。
このうち、「精製はちみつ」と「加糖はちみつ」の2つは、「はちみつ加工品」です。
加工品なので、本来持つ栄養価が大きく損なわれてしまっています。
はちみつは栄養の宝庫なのですが、加工品ではその恩恵を受けることはできません。はちみつの健康効果を存分に享受するためには、純粋はちみつを選ぶことがとても重要です。
また、インフルエンザなどのウイルス対策にも有効といわれることが多い「マヌカハニー」については、実際に抗生物質を超える抗菌効果があることが研究で明らかになっています。まだ、人に対して投与した際の有効性については確認されていませんが、抗生物質の代わりとして民間医療などに利用できる可能性が高いと示唆されています。
*1 GI値…食後の血糖値の上がりやすさを示す指標のこと。GI値が高い食品ほど血糖値を急激にあげやすい。
*2…糖尿病の方におすすめしているわけではありません。日々の健康の維持にお役立てください。
栄養価の高いはちみつは、花の蜜を取ってきて完熟させるまでの工程すべてをハチが行ったはちみつです。それを待って採取したものが、本当に純粋なはちみつといえます。
しかし、「ハチが完熟させるまでなんて待てない!」と、コストや大量生産を考えた製造者もたくさん存在します。この方々は、ハチが巣に持ち帰ったばかりで採取し、人工的に加熱処理を施し完熟させてしまうのです。
実は、この人工的な加熱作業がはちみつの栄養成分を壊してしまいます。
はちみつに含まれるたくさんの栄養成分、酵素やビタミンは、45度以上の熱にさらされると壊れていき、効果がなくなっていってしまうのです。
しかし、「全国はちみつ公正取引協議会」の規定によると、「純粋はちみつ」の定義は「混ぜ物がなく、水分量が20%ほど」というもののみ。
これだけが条件なら、ハチが小さな羽を震わせて一生懸命作るはちみつの完成を待つより、さっさと採取し、人工的に加熱して成熟させる方が効率がいいのは一目瞭然ですよね。
非加熱で栄養成分が生きている「純粋はちみつ」。人工的に加熱して栄養成分が壊れた「純粋はちみつ」。売られている「純粋はちみつ」の中には、このような非加熱と加熱済みの2種類が隠れています。
純粋はちみつであり、かつ非加熱のものだけが、はちみつの健康効果を存分に享受できるのです。
スーパーに行くと売っている、250gで500円ほどのはちみつ。
ラベルには「純粋」の文字。
もうお分かりでしょうか。これは基本的に、純粋はちみつという分類であっても加熱済みのものです。ハチが最初から最後まで作り上げ、養蜂家の方が手間暇かけて採取したはちみつは、1kgを1000円で買うことはできません。100gで1000円弱はします。
非加熱の純粋はちみつを、ラベルで判断するのは不可能です。
ラベル以外での明確な判断基準もありません。本物の純粋はちみつを見抜くのは、とても難しいのです。
もちろん、養蜂場に実際に尋ねて、生産者の方から直接購入するのが一番安心。でも、そこまでってなかなかできないですよね。インターネットで通信販売をしている養蜂場や、気軽に行けるはちみつ専門店も数多くあるので、利用してみてはどうでしょうか。
(ちなみに私ははちみつ専門店で、「非加熱の純粋はちみつってどれですか?」と聞いて購入しました!)
でもなあ…という皆様。朗報です。
実ははちみつは、賞味期限がないのです。
はちみつは強い抗菌作用を持つので、ばい菌が繁殖できません。きちんと、きれいなスプーンを使ってしっかり蓋を閉め、冷暗所で保存をしていれば、基本的に腐ることがありません。
また、非加熱の純粋はちみつは結晶化しやすいという特徴があります。結晶化したはちみつを溶かしたかったら、ビンごと50~60度のお湯で湯煎しましょう。これだと、はちみつ自体の温度は40度程度になるため、豊富な栄養素を壊す心配もありません。
また、結晶化しても品質や栄養成分は変わらないので、そのまま食べることもできます。
バターなどと混ぜてトーストにぬると、じゃりじゃりとした食感で新しいはちみつの楽しみ方ができるかも…!
マヌカの花から採取された蜂蜜をマヌカハニーといいます。
前述したとおり、強い殺菌・抗炎症作用をもつマヌカハニーですが、市場に出回るマヌカハニーのなかには、温度管理がしっかりされておらず成分が壊れているものもあるのです。こちらも選ぶ際には、空輸時、保管時の温度管理が37度以下でしっかり行われているか確認しましょう。
最も効率が良いのは、はちみつをスプーンですくってそのまま何も手を加えずに摂取することです。タイミングは、空腹時が最もおすすめで、寝る前がベストです。体で細胞の修復が行われる「成長ホルモン」が分泌されるのが睡眠中だからです。また、はちみつには鎮静作用があるため、ストレスを取り除き、安眠を誘う作用もあります。
と、ここで一つ注意点。はちみつは、金属に触れると変質してしまいます。ハニーディッパーや金属以外のスプーンを使いましょう。
赤ちゃんにはちみつを与えてしまうと、乳児ボツリヌス症にかかってしまう恐れがあります。まだ腸内環境が整っていないため、ボツリヌス菌が腸内で増えて毒素を出します。ボツリヌス菌は熱に大変強く、調理や加熱では殺菌されないため、はちみつを使った食品や飲み物なども与えないよう十分気を付けてください。
【保存期間・保存方法】
雑菌に注意しながら作ったはちみつレモンは、冷蔵庫で半年ほど保存ができます。しかし、半年経っていなくても異変を感じたら処分しましょう。
【余談】
余ったはちみつレモンではちみつレモンサワーなんて作ってもおいしそう…
100gだと1000円前後で購入できる非加熱はちみつ。
日常の中に、本物のいいものをちょっぴり取り入れるのって、幸せな気分になりますよ。
みなさんぜひ、本物のはちみつといえる非加熱の純粋はちみつ、この機会に試してみては?
■参考文献
前田京子『ひとさじのはちみつ』
『はちみつ日和』
川島茂『ハチミツの「危ない話」』
みなさん、はちみつは健康にいい食品だというイメージがありませんか。
私も、人生で幾度となくはちみつ大根に頼って喉の痛みを緩和しようとしてきました。
しかし、効いているのか、効いている実感がない。…え?
はちみつの健康効果なんて、あまりないんじゃないか?半ばそう諦めてかけていたのです。が、そうではなかったのです。
はちみつは、深かった。
※乳児ボツリヌス症を引き起こす恐れがあるため、1歳未満の赤ちゃんに与えないでください。
目次
そもそも、蜂蜜(ハチミツ)の作り方とは?
1匹のハチが一生で集められるはちみつの量は、ティースプーン1杯分といわれています。
そもそも、はちみつはどのようにして作られるのでしょうか。
はちみつは、ハチが花の蜜を集めてくるだけで生成されるものではありません。巣に持ち帰った時点ではまだ糖度は40%ほどしかなく、水分量は70%と大変水っぽい状態です。蜜を持ち帰ったハチは、集めてきた花の蜜をハチの酵素で分解し、ハチの羽の羽ばたきで余分な水分を時間をかけてじっくり、じっくり飛ばし…水分量を20%ほどまでにして成熟させて、やっとはちみつが完成します。
あの黄金の液体は、ハチたちの努力の結晶なのです。
はちみつの種類
はちみつには、種類があるのをご存じでしたか?*純粋はちみつ
ハチが作ったはちみつに何も混ぜられていないもの。国産では水分含有量が23%以下、海外産では20%以下という基準もある。
*精製はちみつ
はちみつから、においや色を取り除き加工したもの。においや色があると清涼飲料水や食品加工には使いづらいため、用いられている。加工により本来の栄養素は壊れてしまい、糖分としての役割しか果たさない。
*加糖はちみつ
はちみつに果糖ブドウ糖液を加えたもので、はちみつの含有量が全体の60%以上のもの。
ハチが作ったはちみつに何も混ぜられていないもの。国産では水分含有量が23%以下、海外産では20%以下という基準もある。
*精製はちみつ
はちみつから、においや色を取り除き加工したもの。においや色があると清涼飲料水や食品加工には使いづらいため、用いられている。加工により本来の栄養素は壊れてしまい、糖分としての役割しか果たさない。
*加糖はちみつ
はちみつに果糖ブドウ糖液を加えたもので、はちみつの含有量が全体の60%以上のもの。
このうち、「精製はちみつ」と「加糖はちみつ」の2つは、「はちみつ加工品」です。
加工品なので、本来持つ栄養価が大きく損なわれてしまっています。
はちみつは栄養の宝庫なのですが、加工品ではその恩恵を受けることはできません。はちみつの健康効果を存分に享受するためには、純粋はちみつを選ぶことがとても重要です。
純粋はちみつに期待できる健康効果・効能
①即エネルギー源に!疲労回復!
はちみつの糖分は、単糖類に分類されます。単糖類とは、それ以上分解する必要がなくそのまま消化吸収されるので、胃腸に負担をかけない糖分です。また、体内で素早く吸収されるため、筋肉や脳でエネルギーに変わりやすいという性質があります。部活動の差し入れなどで定番だった「はちみつレモン」は、レモンのクエン酸が疲労回復をスムーズに行ってくれるため、はちみつと一緒に摂ることで疲労回復が期待できます。②殺菌効果でウイルス対策!?
はちみつには、抗菌・殺菌作用があると聞いたことがある人も多いでしょう。はちみつの抗菌作用の有無は、実は論文によって見解が分かれています。また、インフルエンザなどのウイルス対策にも有効といわれることが多い「マヌカハニー」については、実際に抗生物質を超える抗菌効果があることが研究で明らかになっています。まだ、人に対して投与した際の有効性については確認されていませんが、抗生物質の代わりとして民間医療などに利用できる可能性が高いと示唆されています。
③美容にもおすすめ!保湿効果に期待◎
摂取するだけでなく、クレンジングやパックでも、保湿効果が期待ができます。普段の洗顔後に、小さじ2杯ほどのはちみつを顔全体になじませ、はちみつの上からいつものクレンジングを重ね、ぬるま湯でしっかりすすげばクレンジングは完了。はちみつの保湿力を感じられることでしょう。荒れてしまった唇に塗るのもおすすめです。④ビタミン、ミネラルも豊富
ブドウ糖、果糖のほかにビタミン、アミノ酸、ミネラルも豊富に含まれています。脂肪および脂溶性ビタミンをのぞいて必要な栄養素をほとんど含有しており、その含有量は他の栄養食品と比較しても優れています。そのため、栄養食品としての価値も期待されています。⑤砂糖の代用でカロリーダウン!
料理の際の甘みづけにおいて、砂糖ではなくはちみつを使うとカロリーをカットすることができます。その理由は、砂糖大さじ3杯の甘さが、はちみつでは大さじ1杯で済むから。それによりカロリーは砂糖の7割程度になるため、はちみつに変えることでカロリーダウンにつながります。 甘味が強いはちみつは一般的に高GI値*1とされていますが、国産・ルーマニア産のアカシアはちみつは低GI値の食品であるため、食後の高血糖を防ぐことが期待できます*2。*1 GI値…食後の血糖値の上がりやすさを示す指標のこと。GI値が高い食品ほど血糖値を急激にあげやすい。
*2…糖尿病の方におすすめしているわけではありません。日々の健康の維持にお役立てください。
純粋はちみつの落とし穴
健康効果に期待したい場合、単に純粋はちみつを選べばいいというわけではありません。栄養価の高いはちみつは、花の蜜を取ってきて完熟させるまでの工程すべてをハチが行ったはちみつです。それを待って採取したものが、本当に純粋なはちみつといえます。
しかし、「ハチが完熟させるまでなんて待てない!」と、コストや大量生産を考えた製造者もたくさん存在します。この方々は、ハチが巣に持ち帰ったばかりで採取し、人工的に加熱処理を施し完熟させてしまうのです。
実は、この人工的な加熱作業がはちみつの栄養成分を壊してしまいます。
はちみつに含まれるたくさんの栄養成分、酵素やビタミンは、45度以上の熱にさらされると壊れていき、効果がなくなっていってしまうのです。
しかし、「全国はちみつ公正取引協議会」の規定によると、「純粋はちみつ」の定義は「混ぜ物がなく、水分量が20%ほど」というもののみ。
これだけが条件なら、ハチが小さな羽を震わせて一生懸命作るはちみつの完成を待つより、さっさと採取し、人工的に加熱して成熟させる方が効率がいいのは一目瞭然ですよね。
非加熱で栄養成分が生きている「純粋はちみつ」。人工的に加熱して栄養成分が壊れた「純粋はちみつ」。売られている「純粋はちみつ」の中には、このような非加熱と加熱済みの2種類が隠れています。
純粋はちみつであり、かつ非加熱のものだけが、はちみつの健康効果を存分に享受できるのです。
本当に効果のあるはちみつは?見分け方は?
スーパーに行くと売っている、250gで500円ほどのはちみつ。
ラベルには「純粋」の文字。
もうお分かりでしょうか。これは基本的に、純粋はちみつという分類であっても加熱済みのものです。ハチが最初から最後まで作り上げ、養蜂家の方が手間暇かけて採取したはちみつは、1kgを1000円で買うことはできません。100gで1000円弱はします。
非加熱の純粋はちみつを、ラベルで判断するのは不可能です。
ラベル以外での明確な判断基準もありません。本物の純粋はちみつを見抜くのは、とても難しいのです。
本物の純粋はちみつを判断するには?
①透明度
はちみつを買うとき、ビンを透かして見てみてください。本物のはちみつは花粉などが混じっているため、濁っています。透き通っているものは加工されている可能性を疑った方が賢明です。②温度管理
しっかり「非加熱」と表記があるか、赤道を越えて輸入される商品に関しては、栄養成分の壊れない温度である45度未満を保つよう、空輸の際に温度管理されているかを確認しましょう。③販売元の確認
非加熱の純粋はちみつは、自分の目で見抜くのは大変難しいため、信用できるところから購入することが重要です。作り手の顔が分かる、安心できる養蜂場のはちみつがやはりおすすめです。もちろん、養蜂場に実際に尋ねて、生産者の方から直接購入するのが一番安心。でも、そこまでってなかなかできないですよね。インターネットで通信販売をしている養蜂場や、気軽に行けるはちみつ専門店も数多くあるので、利用してみてはどうでしょうか。
(ちなみに私ははちみつ専門店で、「非加熱の純粋はちみつってどれですか?」と聞いて購入しました!)
非加熱はちみつの賞味期限
非加熱の純粋はちみつは、ハチがじっくり作り上げてくれるのを待たなくてはならない上に、45度以上になると栄養成分が壊れていってしまうという繊細なもの。温度管理にも慎重になる必要があるため、ハチと養蜂家の方が丁寧に作り上げる非加熱のはちみつは、どうしても価格が高くなってしまうのです。でもなあ…という皆様。朗報です。
実ははちみつは、賞味期限がないのです。
はちみつは強い抗菌作用を持つので、ばい菌が繁殖できません。きちんと、きれいなスプーンを使ってしっかり蓋を閉め、冷暗所で保存をしていれば、基本的に腐ることがありません。
また、非加熱の純粋はちみつは結晶化しやすいという特徴があります。結晶化したはちみつを溶かしたかったら、ビンごと50~60度のお湯で湯煎しましょう。これだと、はちみつ自体の温度は40度程度になるため、豊富な栄養素を壊す心配もありません。
また、結晶化しても品質や栄養成分は変わらないので、そのまま食べることもできます。
バターなどと混ぜてトーストにぬると、じゃりじゃりとした食感で新しいはちみつの楽しみ方ができるかも…!
マヌカハニーのススメ
マヌカの花から採取された蜂蜜をマヌカハニーといいます。
前述したとおり、強い殺菌・抗炎症作用をもつマヌカハニーですが、市場に出回るマヌカハニーのなかには、温度管理がしっかりされておらず成分が壊れているものもあるのです。こちらも選ぶ際には、空輸時、保管時の温度管理が37度以下でしっかり行われているか確認しましょう。
■UMFとは?
マヌカハニーの品質、純度を保証する国際品質基準です。(ユニークマヌカファクターの略)「UMF10+」程度は日々の健康維持、「UMF15+」以上になると、喉など体調の優れないとき、ウイルス・菌への対策としても効果を発揮します。
マヌカハニーの品質、純度を保証する国際品質基準です。(ユニークマヌカファクターの略)「UMF10+」程度は日々の健康維持、「UMF15+」以上になると、喉など体調の優れないとき、ウイルス・菌への対策としても効果を発揮します。
スプーンはNG?効果的な摂取の方法とタイミング
最も効率が良いのは、はちみつをスプーンですくってそのまま何も手を加えずに摂取することです。タイミングは、空腹時が最もおすすめで、寝る前がベストです。体で細胞の修復が行われる「成長ホルモン」が分泌されるのが睡眠中だからです。また、はちみつには鎮静作用があるため、ストレスを取り除き、安眠を誘う作用もあります。
と、ここで一つ注意点。はちみつは、金属に触れると変質してしまいます。ハニーディッパーや金属以外のスプーンを使いましょう。
赤ちゃんには与えないで!
栄養満点のはちみつですが、1歳未満の赤ちゃんに与えてはいけません。最近、はちみつのラベルに注意表示をすることが義務化されましたね。赤ちゃんにはちみつを与えてしまうと、乳児ボツリヌス症にかかってしまう恐れがあります。まだ腸内環境が整っていないため、ボツリヌス菌が腸内で増えて毒素を出します。ボツリヌス菌は熱に大変強く、調理や加熱では殺菌されないため、はちみつを使った食品や飲み物なども与えないよう十分気を付けてください。
はちみつを使ったレシピ~はちみつレモンの作り方~
はちみつは、栄養価抜群の総合栄養食品ですが、唯一ビタミンCだけは不足しています。そのため、ビタミンC豊富な食材と合わせると無敵なんです!★疲労回復効果抜群!はちみつレモンの作り方
【準備するもの】
・耐熱性のガラスビン ・レモン…適量 ・はちみつ…適量(レモンが漬かる程度)
①水を沸騰させた鍋に、レモンを漬けるビンと蓋を入れて5分ほど煮沸消毒し、しっかり乾かす。(※パッキン仕様の蓋だと、変形の恐れがあるので80度ほどのお湯で2~3分の煮沸消毒にとどめましょう!)
②レモンをしっかり洗い(無農薬の国産がベスト)、輪切りにカットし、種を竹串などで取る。
③しっかり乾かした瓶にレモンを入れ、漬かるくらいまではちみつを入れる。
④たまに上下を逆さにし、冷蔵庫に2~3日置いて完成!
【準備するもの】
・耐熱性のガラスビン ・レモン…適量 ・はちみつ…適量(レモンが漬かる程度)
①水を沸騰させた鍋に、レモンを漬けるビンと蓋を入れて5分ほど煮沸消毒し、しっかり乾かす。(※パッキン仕様の蓋だと、変形の恐れがあるので80度ほどのお湯で2~3分の煮沸消毒にとどめましょう!)
②レモンをしっかり洗い(無農薬の国産がベスト)、輪切りにカットし、種を竹串などで取る。
③しっかり乾かした瓶にレモンを入れ、漬かるくらいまではちみつを入れる。
④たまに上下を逆さにし、冷蔵庫に2~3日置いて完成!
【保存期間・保存方法】
雑菌に注意しながら作ったはちみつレモンは、冷蔵庫で半年ほど保存ができます。しかし、半年経っていなくても異変を感じたら処分しましょう。
【余談】
余ったはちみつレモンではちみつレモンサワーなんて作ってもおいしそう…
まとめ~本物のはちみつとは~
安い加熱済みのはちみつを、さらに沸かしたての紅茶に溶かしてはちみつを摂取していた私ですが、今まで何の効果もなかったのも納得ですね。100gだと1000円前後で購入できる非加熱はちみつ。
日常の中に、本物のいいものをちょっぴり取り入れるのって、幸せな気分になりますよ。
みなさんぜひ、本物のはちみつといえる非加熱の純粋はちみつ、この機会に試してみては?
ぴのこ
◆この記事の監修者◆
前田 佳織
管理栄養士 健康食育シニアマスター
東京糖尿病療養指導士(CDE)
ヘルスケアIT系ベンチャーで特定保健指導、クリニックでの糖尿病栄養指導をなどを経験。
現在は、健康食育シニアマスターとして「ごはんとお味噌汁中心のお米生活で健康的にキレイに人生が豊かになる食べ方」イベント企画やセミナーで伝え、メニュー提案なども行う。
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■参考文献
前田京子『ひとさじのはちみつ』
『はちみつ日和』
川島茂『ハチミツの「危ない話」』