破れたお札(紙幣)はそのまま使える?交換場所や交換方法は?
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衣食住を満たすために、『金銭』は必要不可欠な存在です。
何かを購入する際、何かを売却する際、必ず金銭のやり取りが行われます。
もし、財布から取り出すときに紙幣が破れてしまったら。洗濯物と一緒に洗いボロボロになってしまったら。また、お店側にとっては、お客様から破れたお札を出されてしまったら。一度や二度は経験したことがある方も多いのではないでしょうか。
このような事態に陥ったときの、正しい対処方法について記載していきます。
破れたからといってお金そのものの価値が失われたわけではありません。少しの破損なら、セロハンテープなどで止めてそのまま使用するという方もいるでしょう。しかし、お札の状態によっては、価値が変わってしまいトラブルにつながることも。
結論からいうと、『お札が破損したら、面倒でも交換をしに行く』という意識を皆さんに持ってもらえればいいなと考えています。
※郵便局では、基本的に両替業務は行っていません。
少し破れた程度なら交換せずに使える店もありますし、近場の銀行窓口に持っていき、簡単な手続きを踏めばすぐに交換してもらえます。
破れたお札は数分で交換できることもあれば、大きく破れてしまった場合(お札の一部を紛失した・シュレッダーなどによりバラバラになってしまった)は数週間を要することもあります。その際は、各銀行では対応することができず、日本銀行での「鑑定」が必要です。
しかし、大きく破れている場合は念のため以下を用意しておくとよいでしょう。
※銀行によっては、直接日本銀行で交換するよう案内される場合もあります。
また、破れたお札を交換せず自動販売機やATMに入れるのは“NG”です。紙詰まりを起こして機械が壊れたりと、最悪の場合、賠償金を支払わなければならない可能性も出てきます。
それでは次に、どの様な状態だったらお札を交換できるのか or できないのか、交換条件をご説明していきましょう。
何かを購入する際、何かを売却する際、必ず金銭のやり取りが行われます。
もし、財布から取り出すときに紙幣が破れてしまったら。洗濯物と一緒に洗いボロボロになってしまったら。また、お店側にとっては、お客様から破れたお札を出されてしまったら。一度や二度は経験したことがある方も多いのではないでしょうか。
このような事態に陥ったときの、正しい対処方法について記載していきます。
目次
破れたお札は交換しないで使える?価値はあるの?
破れたからといってお金そのものの価値が失われたわけではありません。少しの破損なら、セロハンテープなどで止めてそのまま使用するという方もいるでしょう。しかし、お札の状態によっては、価値が変わってしまいトラブルにつながることも。
結論からいうと、『お札が破損したら、面倒でも交換をしに行く』という意識を皆さんに持ってもらえればいいなと考えています。
破れたお札の交換場所・方法は?
お札の交換場所・方法には以下があります。●交換場所
・日本銀行
・お近くの銀行
・日本銀行
・お近くの銀行
※郵便局では、基本的に両替業務は行っていません。
少し破れた程度なら交換せずに使える店もありますし、近場の銀行窓口に持っていき、簡単な手続きを踏めばすぐに交換してもらえます。
●交換方法
①破れたお札を銀行に持っていく
②両替表に記入する
③きれいなお札に交換してくれる
①破れたお札を銀行に持っていく
②両替表に記入する
③きれいなお札に交換してくれる
破れたお札は数分で交換できることもあれば、大きく破れてしまった場合(お札の一部を紛失した・シュレッダーなどによりバラバラになってしまった)は数週間を要することもあります。その際は、各銀行では対応することができず、日本銀行での「鑑定」が必要です。
交換する際に用意するもの
少しの破れ具合いであれば、特に用意するものはありません。しかし、大きく破れている場合は念のため以下を用意しておくとよいでしょう。
・破れたお札
・身分証明書(運転免許証等)
・通帳(口座振込の際に必要)
・印鑑
・身分証明書(運転免許証等)
・通帳(口座振込の際に必要)
・印鑑
※銀行によっては、直接日本銀行で交換するよう案内される場合もあります。
また、破れたお札を交換せず自動販売機やATMに入れるのは“NG”です。紙詰まりを起こして機械が壊れたりと、最悪の場合、賠償金を支払わなければならない可能性も出てきます。
それでは次に、どの様な状態だったらお札を交換できるのか or できないのか、交換条件をご説明していきましょう。
交換できるorできないお札の状態
前項では「少し破れた程度なら交換できる」と記載をしましたが、お札の状態によっては全額交換できない場合があります。どの様な状態だったらお札を交換できる or できないのか、交換条件を記載します。Q1. 3分の2が残っている場合(残りを紛失してしまった場合)
A1. 全額交換できる。Q1. 5分の2以上の場合(残りを紛失してしまった場合)
A2. 半額交換できる。Q1. 5分の2未満の場合(残りを紛失してしまった場合)
A3. 価値がなく、交換できない。日本銀行HP:https://www.boj.or.jp/about/services/bn/sonsyo.htm/
※お札の交換には、手数料が発生しません。安心して銀行にお持ちください。
欠けたお札を所持していることで、店舗側にとって考えられるトラブル
お札が汚れていたり欠けていたりする場合、店舗側は受け取りに迷うかと思います。万が一受取ってしまったとき、店舗側にとってはどのようなデメリットがあるのでしょうか。【店舗側にとってのデメリット】
●おつりを渡す際、破れたお札では印象が悪くなるため、そのまま使うことができない。
●交換をするため、銀行に出向く手間がかかる(交換するために数時間~数週間かかってしまう)
●受け取った金額の価値のままではなくなる可能性がある。(欠損状態によっては半額~価値がなくなってしまう)
※1万円だと認識して受け取ったお金が、鑑定にかけたら半分の価値しかなかった⇒その場合、売上金額が減少してしまいます。
●機械での入金の際、破れたお札を認証しない可能性がある。
●おつりを渡す際、破れたお札では印象が悪くなるため、そのまま使うことができない。
●交換をするため、銀行に出向く手間がかかる(交換するために数時間~数週間かかってしまう)
●受け取った金額の価値のままではなくなる可能性がある。(欠損状態によっては半額~価値がなくなってしまう)
※1万円だと認識して受け取ったお金が、鑑定にかけたら半分の価値しかなかった⇒その場合、売上金額が減少してしまいます。
●機械での入金の際、破れたお札を認証しない可能性がある。
上記のようなトラブルが発生する場合があります。
どこの店舗でも起こりうる可能性があるので、金銭管理の指導・徹底など、事前に店舗で対応方法を話し合っておくべきではないでしょうか。
まとめ
お札が破れてしまったとき、「一部が残っていれば大丈夫」と思い捨ててしまう方がいると思います。ですが、上記にも記載した通り、状態によっては交換ができない場合もありますので、たとえ小さくても捨てずに残しておくよう心がけてください。最後に、破れたお札や欠損したお札を飲食店やコンビニエンスストアなどに持っていき、そのお札を親切心で受け取ってもらえる事があると思います。ですが、受け取った側もそのお金を銀行に持っていき、交換する手間や時間がかかります。極力、ご自身で交換していただけると幸いです。
ひでくにくん