2020厄年とは?正しい知識で備えよう!厄年にやってはいけないことと、厄年の過ごし方
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突然ですが、皆さん「厄年」というものをご存じでしょうか。厄年とは、多くの災難が降りかかりやすいとされている年齢のことです。起源は不明ですが、源氏物語の一節にも厄年についての記載があることから、日本では古くから根強く信じられている風習です。
令和になって初めての新年、厄年にあたるのは何歳だろう?と気になったため、今回は厄年について調べてみます。
前厄は「厄入り」とも呼ばれ、厄年が始まる前兆。本厄は厄年の中でもっとも災いが降りかかるとされている年。後厄は「厄晴れ」とも呼ばれ、厄が引いていく年です。
厄年は「満年齢」ではなく「数え年」で計算するので、2020年に迎える数え年の年齢で確認してください。
つまり、12月31日に産まれた子供の年齢を数え年で数えると、12月31日に1歳、翌日の1月1日には2歳ということになります。数え年の由来は諸説ありますが、数字を数える際、『1』から数え始めるからといわれています。
※2021年(令和3年)の厄年一覧はこちら
【例】平成3年8月生まれの筆者は、2020年(令和2年)8月は満29歳を迎える年のため、この一覧では30歳にあたります。
一般的には1月1日から2月3日の節分までに済ませのが良いとされていますが、厄除け・厄払いは神社やお寺で一年中受け付けています。行けるタイミング、気になった時に厄除け・厄払いをしてもらえるそうです。
数え年で13歳の年は、生まれて初めて干支が一周する年です。13歳の子供の厄払いは「十三参り」「十三詣」とも呼ばれ、厄を払うと同時に大人になる儀式とも考えられ、関西地方を中心に行われています。
なお、関東地方を中心に行われる「七五三」、3歳の男児・女児、5歳男児、7歳女児が、11月に地域の氏神に詣でる風習も、厄年に由来するといわれています。
それでは次に、最も大切な「厄年にやってはいけないこと」は何なのか、ご説明していきましょう。
そこで、女児が産まれた場合、母親が赤ちゃんを道端に置いて家に帰り、人に届けてもらうという「捨て子の儀式」を行い、厄を払うという風習もあるそうです。
正しい知識で、きちんと厄除け、厄払いをすると、安心して過ごすことができそうです。
2021年の厄年について知りたい方はこちら。男性女性別の厄年早見表もございます。その他、厄年とはまた違う厄払い「八方塞がり」について詳しく書いてある記事もあります。
令和になって初めての新年、厄年にあたるのは何歳だろう?と気になったため、今回は厄年について調べてみます。
目次
厄年とは
前厄は「厄入り」とも呼ばれ、厄年が始まる前兆。本厄は厄年の中でもっとも災いが降りかかるとされている年。後厄は「厄晴れ」とも呼ばれ、厄が引いていく年です。
厄年は「満年齢」ではなく「数え年」で計算するので、2020年に迎える数え年の年齢で確認してください。
数え年とは
数え年は、普段の生活で使われている「満年齢」とは計算方法が異なる年齢の数え方の一種です。一般的な生まれた日を0歳、誕生日を迎えると1歳年を取るといった満年齢の数え方に対して、数え年は、生まれた日を1歳とし、元日(1月1日)を迎えると歳を取るという数え方です。つまり、12月31日に産まれた子供の年齢を数え年で数えると、12月31日に1歳、翌日の1月1日には2歳ということになります。数え年の由来は諸説ありますが、数字を数える際、『1』から数え始めるからといわれています。
2020年 厄年の年齢早見表(令和2年の厄年)
2020年(令和2年)の厄年一覧はこちらです。※2021年(令和3年)の厄年一覧はこちら
【例】平成3年8月生まれの筆者は、2020年(令和2年)8月は満29歳を迎える年のため、この一覧では30歳にあたります。
厄年の計算、早生まれの場合の厄年は?
厄年は新年になるごとに1歳年をとる数え年で数えるため、早生まれは特に関係ありません。現在の年齢(満年齢)が数え年でいくつかは簡単な計算で出すことができます。誕生日前・・・満年齢 + 2歳
誕生日後・・・満年齢 + 1歳
誕生日後・・・満年齢 + 1歳
厄除け・厄払いはいつからいつまで
厄年にあたる年になった場合、いつまでに厄除け・厄払いをしたらよいのでしょうか。一般的には1月1日から2月3日の節分までに済ませのが良いとされていますが、厄除け・厄払いは神社やお寺で一年中受け付けています。行けるタイミング、気になった時に厄除け・厄払いをしてもらえるそうです。
子供の厄年とは
一覧には載っていませんが、子供にも厄年はあります。数え年で13歳の年は、生まれて初めて干支が一周する年です。13歳の子供の厄払いは「十三参り」「十三詣」とも呼ばれ、厄を払うと同時に大人になる儀式とも考えられ、関西地方を中心に行われています。
なお、関東地方を中心に行われる「七五三」、3歳の男児・女児、5歳男児、7歳女児が、11月に地域の氏神に詣でる風習も、厄年に由来するといわれています。
それでは次に、最も大切な「厄年にやってはいけないこと」は何なのか、ご説明していきましょう。
厄年にやってはいけないこと
さて2020年の厄年、前厄と本厄、後厄にあたる年齢になった場合、どうしたら良いのでしょうか。厄年にやってはいけないこと、厄年の過ごし方について紹介します。『厄年の出産』 男児は厄を落とす、女児には厄がうつる!?
女性は30代に厄年が6年間あります。厄年の出産は「厄を落とす」と考え、おめでたく縁起の良いことと言われますが、これにも諸説あります。地域によっては、男児の場合は「厄を落とす」、女児の場合は「厄がうつる」という考えで、男児を産めば母親は厄落としになり厄が無くなるのですが、女児の場合、母親の厄が赤ちゃんに移ってしまうというのです。そこで、女児が産まれた場合、母親が赤ちゃんを道端に置いて家に帰り、人に届けてもらうという「捨て子の儀式」を行い、厄を払うという風習もあるそうです。
『厄年の結婚・引っ越し・転職』 厄年を意識しすぎず行動する!
厄年は結婚・引っ越し・転職など、人生の一大イベントを避けたほうがいいといわれています。しかし、気にしすぎてやりたいことを遠慮すると、逆に災いを呼び寄せてしまうともいいます。無理をしてやりたいことを我慢しすぎず、厄払いのつもりで思い切りやってみるのもいいのではないでしょうか。『厄年の健康管理』
厄年に嫌なことや不幸なことがあると、「今年は厄年だからな・・・」と気分が沈みがちになる方も多いのでは。メンタルが弱まると、からだの状態に悪影響が出ることもあるため、規則正しい食事はもちろんのこと、好きなことで気持ちをリフレッシュするなど、心身ともに普段以上に気を配りましょう。厄除け、厄払いへ行こう!
やはり、前厄・本厄・後厄にあたる年は、厄除け、厄払いに行くと安心です。2カ月間に3回も交通事故にあってしまった人が、調べてみたら厄年だったというこちらの記事では、厄除け・厄払いの違いとやり方、マナー、服装、金額についても紹介しています。正しい知識で、きちんと厄除け、厄払いをすると、安心して過ごすことができそうです。
■「厄」とは何のこと?まずは厄年の年齢を知ろう。
■厄除け・厄払い 神社とお寺、どっちに行くのがいいの?
■厄除け・厄払いは立春までに行くのがベスト
■厄除け・厄払いにルールはある?服装はどうするべき?
■厄除け・厄払いの金額
■厄年だからってネガティブになる必要はない!厄年は“役”の年でもある
■厄除け・厄払い 神社とお寺、どっちに行くのがいいの?
■厄除け・厄払いは立春までに行くのがベスト
■厄除け・厄払いにルールはある?服装はどうするべき?
■厄除け・厄払いの金額
■厄年だからってネガティブになる必要はない!厄年は“役”の年でもある
2021年の厄年について知りたい方はこちら。男性女性別の厄年早見表もございます。その他、厄年とはまた違う厄払い「八方塞がり」について詳しく書いてある記事もあります。
もやし